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雨の日の事故 防止するには何を気を付けたほうがいい?

 例え雨の日でも、用事があるときは自動車を運転する必要がありますが、雨の降る中での運転は非常に危険です。1時間当たりの事故件数は晴天時の約5倍に跳ね上がります。

 事故が増える原因は大きく分けて二つあり、車の存在に気づかないパターンと、晴天時にはぶつからない間合いでぶつかるパターンがあります。車のブレーキをかけ、停止するまでには空走距離と制動距離があります。雨の日はブレーキをかけるまでの空走距離はスピードを控えることから短くなるのですが、制動距離がとても長くなります。
 結果として停止するまでには晴天時の約1.5倍の距離が必要になります。スリップをした場合にはタイヤがロックしているのでさらに長い距離が必要です。よって、雨天時は晴天時よりブレーキが間に合わない可能性が高くなります。
車の存在に気づかないのは、傘をさしていることや昼間でも薄暗いことがあります。しかし昼間でもライトを点灯することで歩行者に存在を気づかせることができます。
 
 ライトの点灯は運転者が歩行者や危険を発見するための行動と捉えがちですが、ライトを点灯する目的は歩行者の側にもあるのです。二輪車は以前から昼間のライト点灯が義務化されているためライトのスイッチがありません。歩行者に後方から接近する場合、ライトのパッシングなどをすれば傘をさした歩行者でも簡単に気づいてくれます。夜間の路地でパッシングを行うのと同じ要領です。
 事故防止の工夫は存在しますが、決して急ぐことなく、晴天時以上に注意をはらって運転することが最大の事故防止です。

『ながら運転』の危険性

 ながら運転とは、何らかの行動を行ないながら同時に運転を行なうことです。
代表的な例としては、運転をしながら携帯電話を操作する事や車内のテレビを見る、化粧やタバコをする等の行為があります。
近年では携帯電話の普及により、携帯をいじりながらの事故が増加傾向にあります。

 ながら運転を行なうと、注意力の低下や判断力の低下等が起り事故を誘発する弊害があります。
注意力の低下としては、何か特定の事に注意力を奪われる事による害の影響が大きいです。
この状況になると、注意力散漫になる事で周りの状況を察知や危険を事前に察知する事が困難になる傾向があります。

 判断力の低下としては、ながら運転の状態からの注意や行動の移行に遅れが生じることです。
注意力の低下により周りの状況の察知が鈍っている状態で、咄嗟の行動を行なうのは困難なので、運転に集中している状態よりも危険回避や必要な行動の動作が遅れる影響があります。

 この問題を回避するために道路交通法が改正されて、ながら運転による危険行為に対して厳しい対処が行なわれています。
携帯をいじりながらの事故対策のための直接的に操作しないハンズフリーと言われる機器に対しても、ながら運転と同様に危険な行為であると認識され、イヤホンマイクの通話禁止地域などの規制が都道府県の条例で行なわれています。

 ながら運転は周りの迷惑になるだけでなく、違反行為の取締り対象にもなるので行なっていけない行為と認識する必要があります。
どうしても機器の操作が必要な場合は、迷惑にならない場所に車を完全に停止させてから操作を行なう必要があります。



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